「李下に冠を正さず」とは?意味や使い方を解説!

「李下に冠を正さず」ということわざを一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「李下に冠を正さず」の意味や使い方・例文などを紹介します。

目次

  1. 李下に冠を正さず
  2. 李下に冠を正さずの意味とは
  3. 李下に冠を正さずを使った文章・例文

李下に冠を正さず

李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)」ということわざの意味について解説します。

政治ニュースでも度々使われ,特に最近はよく目にするようになった「李下に冠を正さず」という言葉の意味をご存知でしょうか。

「李下」という言葉は使われることはほとんどないです。

この機会に意味を理解してみましょう。

李下に冠を正さずの意味とは

李下に冠を正さずとは「人から誤解を招くような行動をすべきでない」という意味になります。

スモモの木の下で冠を被りなおすと、スモモを盗むと疑われるということです。
君子は疑われるようなことをすべきでない。

「李下に冠を整さず」とも書きます。

「古楽府・君子行」の「瓜田不納履、李下不正冠」が由来です。

「李下冠正さず」という略した表記を見ることはないので、略して記す時は「李下不正冠」となるのでしょう。

瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)とは「瓜の畑の中で靴を履き直すと、瓜を盗んだと疑われる」という意味です。

両方共に他人から疑念を招くようなことは避けよとなります。

<類語>
「瓜田李下」「李下の冠瓜田の履」「李下之冠」
「火のない所に煙は立たぬ」

<英語>
「avoiding the appearance  of evil」
 

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李下に冠を正さずを使った文章・例文

<例文>

  1. その会合の前に役所の人と会うのは避けた方がいい。李下に冠を正さずと言うだろう。談合と思われるのは心外だから。
  2. こんな場所であまりウロウロして捜さないほうがいい。痴漢に間違われたら大変だ。李下に冠を正さずということだよ。

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