英雄色を好む
「英雄、色を好む」という言葉の意味や類語、語源について解説します。
読み方は、「えいゆういろをこのむ」になります。
最近では、ニュースなどで芸能人の不倫問題が取り沙汰されたときに、コメンテーターがこの言葉を使うことがあります。
擁護のつもりで使っていても賛否両論を巻き起こしてしまう今の時代にはあまり合っていない言葉です。
あまり良い意味ではないので、慎重に使い方を考える必要があります。
使い方を間違えないためにもこの機会に意味や語源を知っていきましょう。
英雄色を好むの意味とは
英雄、色を好むとは、「英雄は、どんなことにも精力旺盛であることから、女色を好んで選ぶ傾向にある」という意味の言葉です。
女色の読み方は、「じょしょく」となります。
色を好むとは、「色情や恋愛、女色を好む」という意味になります。
歴史上の人物では、ナポレオンや豊臣秀吉が例に挙げられることが多いです。
英雄色を好むの類語
- 英傑色を好む
- 英雄色に迷う
- 英雄酒を好む
英雄色を好むの語源
ナポレオンや豊臣秀吉など、歴史に残るほど大きな事を成し遂げる人間には、女色を好む者が多かったことが語源です。
英雄色を好むの英語
英雄色を好むは、英語に訳すと「All great men are also great lovers」となります。
英雄色を好むを使った文章・例文
- 豊臣秀吉がしばしば例に挙げられるが、英雄色を好むとはよく言ったもので偉人には女色を好む者が多い。
- 最近、有名人の不倫問題を擁護する意味で「英雄色を好む」と言うと、反感を買うので控えた方が良い。
- 浮気や不倫を繰り返しているだけの人間が自ら「英雄色を好む」と言うのは間違っている。
- 英雄色を好むという言葉は、第三者が言って始めて成立するものだ。