「惰性」とは?意味や使い方を解説!

「惰性」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「惰性」について解説します。

目次

  1. 惰性
  2. 惰性(だせい)の意味とは
  3. 惰性の使い方・例文

惰性

惰性(だせい)」という言葉について解説します。

惰性で生きている、惰性的な生き方、などと使われ、度々見聞きする言葉だと思います。聞いたことはあってもちゃんと意味を把握している方はそれほど多くないかもしれません。

ここでは、惰性という言葉がどういう読み方、意味なのか紹介しますので、きちんと整理して理解してみましょう。

惰性(だせい)の意味とは

読み方は「だせい」で「今までの習慣・勢い」という意味の言葉です。

惰性的と言った場合「癖や勢いだけで物事に取り組むさま」という意味になります。

「惰」という漢字は「だらける・おこたる」という意味の漢字で、「性」は「さが・生まれつき備わるもの」という意味の漢字です。

惰の語源は「心」と「高く積み上げ、崩れる供え物の肉」の組み合わせなので、崩れ落ちるだらけた心となり、惰性という言葉には転がれ落ちるそのままの勢いという意味合いがあります。

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慣性

辞書によっては「慣性と同じ」となっていることがあるようですが、惰性と慣性は使い分ける必要があります。

惰性とは人間の心、感覚・感性に対して使う言葉で、慣性は機械的・物理的なものに対して使う言葉になっています。

なので、なんとなく慣性で付き合っているという言い回しにはならないので注意してください。

また、「だせい」と「かんせい」は同じ。と耳だけで聞いた場合、慣性ではなく感性の方と勘違いしてしまう方もいるようなのでこちらも気をつけましょう。

惰性の使い方・例文

  1. なんとなく惰性で付き合っている。
  2. このままだと惰性的な生き方がしみついてしまう。

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