「周章狼狽」とは?意味や使い方を解説!

「周章狼狽」という熟語を一度は耳にしたことがあると思います。覚えておくととても便利な言葉です。今回は「周章狼狽」の意味・使い方・例文などを紹介します。

目次

  1. 周章狼狽
  2. 周章狼狽とは
  3. 周章狼狽の使い方・例文

周章狼狽

周章狼狽(しゅうしょうろうばい)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

日常会話ではなかなか登場しない四字熟語なので、聞いても意味がぱっと浮かばない人が多いのではないでしょうか。

今回は周章狼狽の読み方や類語、語源や対義語などをいろいろとご紹介しますので、この機会に覚えて使ってみましょう。

周章狼狽とは

まず周章狼狽の読み方がとても難しいですよね。これは「しゅうしょうろうばい」読みます。

意味は「とても慌てていること、または非常にうろたえること」とあります。《周章》も《狼狽》もあわてるという意味があります。同じ意味を持つ言葉を二つ並べることで、慌てている様子をさらに強調する効果があります。

この言葉の語源は伝説の動物にあるようです。「狼」「狽」もどちらも狼の一種である伝説の動物だそうです。狼は前足が長くて後ろ足が短い生き物で、それに対して狽は前足が短くて後ろ足が短く、この二つの動物は対で行動するとされています。
二匹そろってやっと歩けるため、もし片一方が離れるとたちまちバランスを崩して倒れてしまいます。このことから狼狽が「(うまくいかずに)慌てふためくこと」という意味となったといわれています。

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周章狼狽の類語

周章狼狽と意味が同じまたは似ている言葉として

  • 狼狽え
  • 混乱
  • 右往左往
  • おろおろする
などがあります。もし周章狼狽が難しすぎて使いにくいという場合は、これらの言葉を代用して説明することができるでしょう。

周章狼狽の対義語

対義語として「泰然自若」とい言葉があります。これは、ゆったりと落ち着いていて冷静さを失うことがないという意味があります。

周章狼狽の使い方・例文

1.ショックな知らせを聞いて周章狼狽する。
2.不意を突かれ、周章狼狽しているところにとどめを刺す。

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