きびつい
「きびつい」という言葉の意味や例文について解説します。
若者用語として使われている言葉ですが、皆さんはきびついという言葉をご存知でしょうか。
世代によって認知度にかなり差が出る言葉です。
ある言葉を組み合わせた造語になります。
若者用語は、不思議な響きで難解な言葉が多いので意味がわかると思わず「なるほど」と感心してしまいます。
きびついは、日常生活で使いやすい言葉なのでこの機会に意味や使い方について知っていきましょう。
きびついの意味とは
きびついとは、「厳しいときついから成る合成語。物事の程度が甚だしい様子。状況や状態が非常につらい様子。身体が大変、つらい様子」という意味です。
「厳しい」と「つらい」は、同じような意味ですが、その同義語を重ねることでよりその状態を強調しています。
また、同じ「つらい」という意味の若者用語に、つらたんという言葉があります。
これは、たんという言葉の響きが可愛いからという至極感覚的な理由から作られた言葉です。
若者用語には、同じ意味の単語を重複させた言葉や違う言葉の組み合わせ、既存の言葉に響きを重視した言葉を付け加えた言葉などさまざまな種類があります。
きびついを使った文章・例文
- レポートを明日までに提出しなければいけないのにまだ、半分も終わっていないのできびつい。
- 体調が悪いうえに足を捻挫してしまったので学校に行くのはきびつい。
- テスト勉強がはかどらず寝てしまい、準備が不十分なまま本番を迎えてしまったのできびつい。
- 電車が遅れて遅刻しただけなのに、先生から頭ごなしに怒られてきびつい。