インフルエンサー
「インフルエンサー」という言葉について解説します。
2017年紅白歌合戦で、乃木坂46の歌唱曲のタイトルだったことから、「インフルエンサー」(乃木坂46が2017年3月22日に発売した楽曲の名前)といえば「曲名」と認知している方は少なくないと思います。
また、インフルエンザと非常によく似ていることもあり、印象に残る言葉でもありますし、SNSなどの世界ではマーケティング用語としても使われている言葉ですので、英語や意味をしっかり把握してみましょう。
インフルエンサーの意味とは
インフルエンサーとは「影響力のある人のこと」となります。
この言葉の元は影響・感化という意味の英語・インフルエンス(influence)で、そこに、人を表すer/rがついた形がインフルエンサーです。
マーケティング業界では、SNSなどでフォロワー数が多くいるなど、消費行動に強い影響を与える人のことを指してインフルエンサーと呼びます。
ユーチューバーなどに商品を紹介してもらうことで、認知してもらう手法をインフルエンサー・マーケティングと言いますが、インターネットが広く普及してから注目されるようになった言葉の一つになります。
インフルエンサーとインフルエンザ
非常に似た2つの言葉ですが、実は同じ語源を持っているのはご存知でしょうか。
インフルエンザはイタリアで名付けられた病気です。
昔、ヨーロッパでは天体の悪い巡り合わせの影響を受けて病気になると考えられていました。
2月頃と決まった時期になる病気であることから、イタリア語で影響を意味するインフルエンツァと名付けられました。
英語にするとインフルエンザとなり、つまり、インフルエンサーもインフルエンザも「影響する」という語が元になっているということになります。
インフルエンサーの使い方・例文
- 今や、乃木坂46自身がインフルエンサーになっている
- 大手ユーチューバーはインフルエンサー・マーケティングにもってこいの人たちだ