ゲスい
「ゲスい」という言葉をご存知でしょうか?
若い世代のひとたちの間でよく使われているスラングですね。この言葉は女性よりも男性に特によく使われる傾向ありますが、なぜなのでしょうか。
ここでは「ゲスい」という言葉について解説していきます。今まであまり気にせず使って来た方も、こちらで意味や使い方を再確認してみてください。
ゲスいとは
ゲスいとは「心が卑しいひと、または卑しいこと。身分の低いひと」を意味します。≪下衆≫または≪下種≫、≪下司≫などという漢字が当てはまりますが、もっとも一般的なのは下衆でしょう。
よく「ゲスい女」、「ゲスい話」など、人物や出来事が下劣ではしたないなどと言いたいときに使われます。関西弁を話す芸人などがよくトーク番組でこの言葉を使っている場面を目にすることがあります。正しい日本語ではないうえに、言葉の意味も印象のいい言葉ではないため、フォーマルな場面や目上の方と話す際に使うべきではないでしょう。
誰かを''ゲスい人‘’などと表現する際は、使う相手に気を付けなければかなり失礼になります。また、女性が使うと少し品のない印象を与えてしまうかもしれませんので、使う際には注意したいですね。
ゲスいの使い方・例文
ゲスいを使った例文をいくつかご紹介します。
1.あいつの話はいつもゲスすぎて、聞いていて気分が悪くなる。
2.不倫やギャンブル依存などが週刊誌に取り上げられ、清純派女優と言われていた彼女も今や『ゲスい女』の代名詞のように報道されている。