言い得て妙(いいえてみょう)
この「言い得て妙」という言葉をみなさんご存知でしょうか?
日常の会話では滅多に使うことのない言葉ですが、小説や漫画・アニメなどの物語の中でたまに使われることのがあります。
この記事では、そんな親しみの少ない「言い得て妙」という言葉について、意味や使い方など詳しく説明していきます。
言い得て妙の意味とは
言い得て妙の意味は「上手に言い表している様子」です。
読み方は「いいえてみょう」です。読み方の難しいですが、イントネーションもよくわかりませんね。
イントネーションは「いいえてみょう」の"て"だけ下がるイントネーションのようです。
言い得て妙の「妙」とは、一般的に「不思議な様子」を表すことが多いですが、「優れている」という意味もあります。
言い得て妙の「妙」は「優れている」ことを表すようです。
また、言い得て妙の「言い得て」という言葉はありそうですが、存在しません。
「言い得ている」や「言い得る」などで使われていそうですが、使われていません。
似たような言葉で「当を得る(とうをえる)」という言葉があります。「道理にかなっている」という意味の言葉です。
他にも同じような読み方で「言い当てる(いいあてる)」などがあり、間違えやすい言葉なので気をつけましょう。
言い得て妙の使い方
- 彼を説明するのに、真面目が服着て歩いているとは、言い得て妙だ。
- さっきからあのコメンテーターの発言は、言い得て妙だな。
- 才色兼備な彼女は後輩に「お嬢様」と言われているようだ。実際に良いお家柄だし、言い得て妙だと思う。