あくせく
「あくせく(齷齪)」という言葉の意味や類語、例文、使い方について解説します。
この「あくせく」という言葉は、一般的に日常会話でも使われることも多いので、耳馴染みがある方も多いのではないでしょうか。
文章や日常会話の中では「あくせく働く」や「あくせくしている」などという表現を用います。
なんとなくこういう意味だろうと、予測して使用している方もいるかと思うので、この記事を読んでしっかりと正しい意味を理解しましょう。
あくせくの意味とは
あくせくのという言葉の意味は、大きく分けて2つあります。
1つ目は「余裕やゆとりがなく、目先の事ばかりに追われてこせこせとせわしなく事を行う様子」という意味になります。
2つ目は、「細かなことを気にして、することが手に付かず落ち着きがない様子」という意味になります。
一般的には、1つ目の意味合いで使われることが多いです。
ちなみに、漢字では、「齷齪」と書きます。
歯偏の漢字で2つ重なっていることで、歯と歯の間に隙間がないことを表していることから、細々とした事や小さな事を表現する言葉に転じて、細かい事にこだわったりこせこせすることという意味でも使われるようになりました。

あくせくの類語
- せっせと
- 営々と
あくせくの使い方・例文
- 住宅ローン返済のために、来る日も来る日もあくせく働く
- あくせくしている人を馬鹿にしているが、何もしていないあなたよりはましだ
- あくせく働くのは良いが、体を壊しては元も子もない
- たまには都会であくせく働くのをやめて田舎のスローライフを体験してみたい