一身上の都合
「一身上の都合」という言い回し、言葉について解説していきます。
退職理由や履歴書などを書く時などに使われるイメージがみなさんにあると思います。
なかなか実生活で頻繁に出てくる言葉ではないですが、使われる状況は大切な場面となってきますので一度意味を整理してみましょう。
どんな時に使うのか、自己都合とは違うのかや使い方、例文も併せてご紹介していきますので、正しく使えるようにぜひご覧になってみてください。
一身上の都合の意味とは
一身上の都合とは「自分の身の上の事柄による事情」という意味の言葉で、ざっくり言うと個人的事情となります。
なので、意味としては「一身上の都合」も「自己都合」も全く同じ意味となっています。
同じ意味ですが、職歴書や履歴書、退職届などに書く場合は「一身上の都合」と書くのが社会的慣習となりますので注意してください。

一身上の都合を使う時は?
履歴書や職歴など書く際には、自己都合なのか会社都合なのかで「一身上の都合」と書くかどうかが決まります。
病気やケガ、結婚や妊娠、転職など自己都合の場合は、どんな理由でも「一身上の都合」としてまとめて使っても大丈夫です。
しかし、リストラや経営不振など会社都合で辞めた場合には、「一身上の都合」とは使えません。
この違いは重要なことなので、しっかり整理しておくとよいと思います。
一身上の都合を使った文章・例文
- 経営不振からのリストラだったのに、一身上の都合での退職として扱われるて不利益を被った。
- 短期間のうちに一身上の都合によっての退職が続いているのは不思議だ。