毎
皆さんは「毎」と書いて「ごと」と読む言葉をご存知でしょうか。
名詞や動詞などの後ろにつけて「一週間毎に」「成功する毎に」などのように使います。
ただ、「毎」という漢字に「ごと」という読み方があることを知っている人は少なく、正しく読んでもらうことは難しいです。
そのため、書き言葉ではひらがな表記で書くのが一般的です。

毎の意味とは
毎と書いて「ごと」と読む場合は、「その度に。そのいずれもが。」という意味になります。
読みは難しいですが、「毎」という漢字の使い方は誰もが感覚的に知っていると思われます。
それは「毎日」「毎週」「毎月」など、日付けや時間の中で繰り返し起こることを表すものだということです。
「毎日勉強する」とはつまり「一日毎に勉強する」ということです。この感覚さえあれば、知識が無かったとしても、「毎(ごと)」とはどういう意味なのか直感的に理解することが可能になります。
よく似た使い方をする言葉に「おき」があります。
「一日おき」「二つおき」などのように、数値が関わる言葉につくことが多いです。
しかしこの言葉の定義は曖昧なものであり、「一秒おき」は「毎秒」と同じ意味と取られますが、「一日おき」は「毎日」ではなく「二日毎」という解釈とするのが一般的です。
「おき」よりも「毎」の方が意図を確実に伝えることができるので、特に重要事項を伝達する際は、できるだけこちらを使う方がいいでしょう。
毎の使い方・例文
- 友達から金を借りたら、一週間毎に返済の催促が来るようになった。
- 受験勉強中は適度な休憩のために二時間ごとにアラームを鳴らしていた。