「拡充」の意味とは?意味や使い方を解説!

「拡充」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「拡充」について解説します。

目次

  1. 拡充
  2. 拡充の意味とは
  3. 拡充を使った文章・例文

拡充

皆さんは「拡充」という言葉をご存知でしょうか。

似た意味の言葉「拡大」や「拡張」の方がよく知られていると思われますが、その違いは何かお分かりでしょうか?

今回は「拡充」という言葉について詳しく解説します。

拡充の意味とは

拡充とは「組織や施設の規模を広げて充実させること」という意味です。
読み方は「かくじゅう」です。

規模を「拡げ」て「充実」させるので「拡充」です。

類語に「拡張」「拡大」などがあります。

「拡張」の読み方は「かくちょう」で、意味は「規模や範囲を広げて大きくすること」「機能を増やすこと」などです。
「拡充」は「広げて大きくすることで、その中身を充実させる」という意味ですが、「拡張」は「外へ向かって広げて大きくする」という意味になります。
たとえば人員を増やして組織の生産性を向上させるのは「拡充」であり、外部の組織と統合して新たな部署とすることを「拡張」といいます。

「拡大」は「かくだい」と読み、意味は「広げて大きくすること。または、広がって大きくなること。」です。
「拡充」や「拡張」との最大の違いは、対象が自ら大きくなる様子を表すことができる点です。
他の2つは、「SがOを大きくする」という形でしか使うことができません。しかし「拡大」は上記に加えて「Sが大きくなる」という形でも使うことができます。

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拡充を使った文章・例文

  1. 事業拡充のために新規スタッフを募集することにした。
  2. 古い施設の拡充のため、耐震補強や空調設備の充実を計画している。

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