「濫用」の意味とは?意味や使い方を解説!

「濫用」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「濫用」について解説します。

目次

  1. 濫用
  2. 濫用の意味とは
  3. 濫用を使った文章・例文

濫用

皆さんは「濫用」という言葉をご存知でしょうか。

あまり見たことが無い言葉かもしれませんが、「乱用」とほぼ同じ意味だと言えば分かるのではないでしょうか。

今回は「濫用」という言葉について詳しく解説します。

濫用の意味とは

濫用とは「一定の基準を越えてみだりに使うこと」という意味です。
読み方は「らんよう」です。

特に権利や権限といったものをみだりに使うことを言うことが多いです。
この意味で使われている言葉に「職権濫用」などがあります。
「権利、権限の濫用」とはその権利、権限を持つことの本来の目的から外れた利用方法で使うことを言います。

たとえば予算や昇進などに強い権限を持っている役職者が、個人的な利益を得る目的で下位の部署に口を出すと言ったことが挙げられます。
会社などで役職者の身内だからという理由で新採用される「縁故採用」や、役職者自身が現役を引退した後に思い通りのポジションに就く「天下り」なども「濫用」の一種といえます。

また「カタカナ語の濫用」「若者言葉の濫用」などのように、概念的な物を「濫用」するという用例もあります。

同じ読み方の言葉に「乱用」があります。
意味も「濫用」と全く同じであり、どちらを使っても問題なく置き換えも可能です。
ただ「乱用」の方は、「薬物乱用」などのように「物をみだりに使う」という用法が多いです。

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濫用を使った文章・例文

  1. 順調に進めていた計画が、上長による権力の濫用によって中止になってしまった。
  2. 流行語の濫用によって言葉の美しさが失われつつある。

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