「一貫」とは?意味や使い方を解説!

「一貫」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「一貫」について解説します。

目次

  1. 一貫
  2. 一貫の意味とは
  3. 一貫を使った文章・例文

一貫

一貫」という言葉をご存知でしょうか?
ニュースなどで、「小中一貫校」などと使われることが多い言葉ですが、
その正確な意味を知っている方は少ないのではないでしょうか。
今回は、「一貫」について解説します。

一貫の意味とは

「一貫」とは、「ひと続きであること。態度・方法などを初めから終わりまで続けること」という意味です。他の単語とつなげて四字熟語などとし、「首尾一貫」「中高一貫」というように使われます。

・首尾一貫【初めから終わりまで筋の通った態度を貫くこと】
・中高一貫【中学校と高校の教育課程をひとつながりにした体系的な教育方法のこと】

また、「一貫した態度」「一貫した工程」というふうに使うこともあります。
 

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重さの単位「貫」

現代では重さの単位は「g・kg」で表すことが標準ですが、古くは「尺貫法」で表していました。「尺」は長さ、「貫」は重さの単位です。
では、「一貫」とは何キロなのでしょうか?正解は、3.75kgです。「百貫でぶ」なんて言葉がありますが、文字通りだと何キロでしょうか。なんと375kgにもなってしまいますね。

「裸一貫」といった時の、一貫はこの「重さ」のことを指し、身体だけが一貫ほどの財産で他に何も持っていない例えから、「後ろ盾も元手も何もなく、身一つで物事を始めること」をいいます。

江戸時代以前の通貨の単位「貫」

そもそも「貫」とは、銭(当時のお金)を通して束ねた紐のことでした。時代劇で銭形平次が腰につけたアレですね。紐のことを「銭貫(ぜにつら)」と呼び、時代が進むにつれて通貨単位として使われるようになりました。一貫は「1000匁(もんめ)」、100両のことです。

一貫を使った文章・例文

1.一貫した製造工程により、お客様に安心・安全をお届けします。
2.松下幸之助は、裸一貫で事業を起こした立志伝中の人だ。

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