「あらまし」とは?意味や使い方を解説!

「あらまし」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「あらまし」について解説します。

目次

  1. あらまし
  2. あらましの意味とは
  3. あらましの使い方・例文

あらまし

皆さんは、「あらまし」という言葉をご存知でしょうか。
「事のあらまし」などのフレーズで知っている方も多いでしょうが、「あらまし」自体の意味や使い方は知らない方もいらっしゃると思ういます。

この記事では、「あらまし」の意味と使い方、例文を解説させていただきます。

あらましの意味とは

「あらまし」には複数の意味があります。

事柄の大体のところ、概略
前もっていろいろなことを考えること
大方、およそ
前もって、かねてから」の4つです。

昔は「こうあって欲しい」「こうなって欲しい」という希望や予定について「あらましごと」という言葉を使っていました。
「事のあらまし」に代表される、「概略」という意味で使われるようになったのは中世以降とされています。

また、広島の方言で「あらましな」があります。こちらは「粗雑」や「ぞんざい」という意味を持ちます。
同じく茨城の方言でも「あらまし」が使われます。広島弁や標準語での意味とは違い、こちらでは「もうちょっと」「もう少し」という意味で使われています。

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「あらまし」の語源

「あらまし」の語源は古語です。動詞の「あり」に助動詞の「まし」が付いたもので、本来ならば「希望」や「願い」という意味を持つ言葉です。

あらましの使い方・例文

ここで、「あらまし」を使った例文をご紹介致します。

1.あの人は仕事があらましなけえのお。(あの人は仕事が雑だからなあ)
2.ここで、それぞれのあらましを説明させていただきます。
3.事のあらましはこんなものだ。

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