色欲
「色欲」はキリスト教の七つの大罪のうちの一つとされ、最近では七つの大罪をモチーフにした漫画が流行していることからも知っている人が多い言葉かもしれません。
しかし、日常的に使う言葉ではないため、正確な意味や使い方などを知っている人は少ないでしょう。
この記事では、「色欲」の意味や使い方などを解説します。
色欲の意味とは
「色欲」は「しきよく」と読みます。
「色欲」の意味は「男女間の性的な欲望」です。こちらが一般的な使い方ですが、仏教用語では五欲の一つで「色や形があるものへの執着」を表します。七つの大罪の一つであり、仏教では意味は違えど五欲に数えられる、宗教的な観点で見た時の人間の悪い部分を表した言葉ですね。
キリスト教の七つの大罪には色欲以外にも、怠惰や強欲など、七つの人間をダメにする要素が示されています。怠惰などが人間の堕落につながるのはわかりやすいですし、性的な欲望で身を崩す人が多いのもわかりやすいと思います。
宗教的な観点では多くの欲望は良くないものとされ、キリスト教では性的な欲望が七つの大罪に含まれています。一般的な観点では、性的な欲望については生殖本能と結びついているものですから、通常の範囲であればバサッと悪いものとは言えない側面もありますね。

色欲を使った文章・例文
- 七つの大罪の中のほとんどは多くの人が持っているものだから、これをクリアしていくためにはかなり強い精神力が必要になる。
- 漫画の「七つの大罪」でも、キリスト教の七つの大罪をモチーフにしている。