「一目置く」とは?意味や使い方を解説!

「一目置く」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「一目置く」について解説します。

目次

  1. 一目置く
  2. 一目置くの意味とは
  3. 一目置くの使い方・例文

一目置く

「一目置く」という言葉について解説します。

「彼は社長が一目置く存在だ」というような使われ方をする一目置くという言葉ですが、その意味をしっかりと理解しているでしょうか。

注目される存在だ。というような意味で捉えている方も多いかもしれませんが、それは実は正しくありません。

ここでは、一目置くという言葉の意味や語源を紹介していきますので、正しい使い方ができるように整理してみましょう。

一目置くの意味とは

一目置くとは「自分より能力が優れていることを認めて敬意を払う・一歩譲る」という意味の言葉です。

実際には、この意味の「自分より」という部分が抜けて、能力を認めているといった意味で使われることが多いようですが、本来は「自分より上と認めて」となっています。

ということで、目上の人に対して一目置くと使うのは誤用となります。目上の人はそもそも敬意を払う対象となるので、社長に対して一歩譲る、上司の能力を認める、という意味になり失礼にあたります。

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一目置くの語源

一目置くという言葉の語源は囲碁からきています。

囲碁では弱い方が強い方に、自分より上手であることを認めて敬意を払い、先に石を一つ置いてから対局を開始します。

碁盤には目がありその目に石を置いていくので、石を一つ置くことを一目置くと言い、このことが語源となりました。

ちなみに、一目置かれるという言い方がありますが、真逆の意味になるわけではありません。

一目置くの使い方・例文

  • 新入社員だが、誰もが一目置く存在となっている。
  • 自分もいつか先輩のように一目置かれる存在となりたい。

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