イクメン
「イクメン」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「イクメン」とは近年生まれた言葉ですが、幅広い年代に知られています。
日本の少子化対策の一環で流行させたいとして国会で発せられた言葉で、一時期メディアでも活発的に取り上げていました。
「イケメン」のように、ある言葉と「メンズ」を掛け合わせた造語になります。
深い意味まではあまり知らない方もいるかと思うので、この機会に「イクメン」についてしっかりと理解していきましょう。

イクメンの意味とは
イクメンとは、「育児をするメンズの略。単に育児に参加する男性というより育児休暇を申請したり、育児を楽しむ男性を指す。育児を通して自分自身も成長し、将来的にそうありたいという意識を持っている男性も含む。」といった意味になります。
「育児を楽しむ」というキーワードが重要になり、義務的に育児に参加している男性は「イクメン」の定義からは少し外れます。
2010年に長妻昭労働大臣が、国会で日本の少子化対策として「イクメンという言葉を流行させたい」と発言し、男性の育児休暇取得の促進などを盛り込んだ「イクメンプロジェクト」を開始したことで、メディアでも積極的に取りあげられました。
市場でも「イクメングッズ」として育児に関連する商品が売り出されており、男性が使いやすい抱っこ紐やベビーカーなどが取り扱われています。
イクメンを使った文章・例文
- 彼女は、男性が育児に参加するのは当たり前なのだから、イクメンという言葉がもてはやされるのはおかしいと怒っていた。
- 夫が育児休暇を取ったので、イクメングッズとして抱っこ紐をプレゼントしよう。