「猛々しい」とは?意味や使い方を解説!

「猛々しい」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「猛々しい」について解説します。

目次

  1. 猛々しい
  2. 猛々しいの意味とは
  3. 猛々しいの使い方・例文

猛々しい

「猛々しい」という言葉を見たことがある人は多いと思いますが、どういう意味の言葉かお分かりでしょうか。
読み方も間違って覚えやすい言葉です。「もうもうしい」と読んでしまった人もいるのではないでしょうか。

今回は「猛々しい」という言葉について詳しく解説します。

猛々しいの意味とは

猛々しいとは「いかにも強そうだ」「図々しい」という二つの意味を持った言葉で、読み方は「たけだけしい」です。

この言葉で最もよく知られた慣用句が「盗人猛々しい」です。「ぬすっとたけだけしい」と読みます。
盗みや悪事をとがめられても開き直ったり、ふてぶてしい態度をとったりする様子を罵る言葉です。初出は江戸時代にまでさかのぼります。「ぬすびと」ではなく「ぬすっと」という読み方が、いかにも江戸っ子が使いそうな粋な言葉遣いですね。

しかし「猛々しい」の元の意味は「強そうだ」の方であり、用例も肯定的なものの方が多いです。それがなぜ「図々しい」という意味で「盗人猛々しい」と使われるようになったのでしょう。それは、江戸時代の犯罪事情にあったようです。

当時の泥棒は金銭を奪うだけでなく、家人を殺したり女性に乱暴したりといった者も多く、そういう者は問答無用で切り捨てられることになったようです。そのため、どうせ切られて終わりならと開き直ったり、逆に罪を逃れようと役人に襲い掛かったりするものばかりでした。
その様子を称して「猛々しい」と言うようになっていったようです。

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猛々しいの使い方・例文

  1. そこで開きなおるなんて、盗人猛々しいね。
  2. キャンプファイヤーの炎が猛々しく燃えている。

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