先祖返り
皆さんは、「先祖返り(せんぞがえり)」という言葉をご存知でしょうか。
IT業界やWeb用語として使われることもありますが、知らない人も多いと思います。
この記事では、「先祖返り(せんぞがえり)」の意味と使い方、例文を解説させていただきます。

先祖返りの意味とは
「先祖返り(せんぞがえり)」とは、「隔世遺伝(かくせいいでん)」のことです。
「親に無い、先祖の特徴が子供に現れること」を隔世遺伝や先祖返りと呼びます。
例えば、祖父母が一重まぶたで両親が二重まぶたという子供がいたとします。その子が一重まぶただった場合を、「先祖返り」と言います。
また、「先祖がえり」や「先祖帰り」と表記することもあります。いずれも間違いではないので、「先祖がえり」や「先祖帰り」と書かれていても「間違っている」と怒らないようにしましょう。
IT業界やWeb用語においての「先祖返り」は、
「廃れた技術が再び取り上げられること」
「コンピュータのデータを更新する際に、何らかのバグで古いデータに書き換えられること」
という意味で使われています。
先祖返りの使い方・例文
ここで、「先祖返り(せんぞがえり)」を使った例文をご紹介します。
1.社内データが先祖返りを起こして、朝から復旧に大忙しだ。
2.この子はおばあちゃん似だね、先祖返りって言うのかな。
3.待望の更新データなのに先祖返りでバグだらけだ。
4.修正した画像が修正前に戻っている、これを先祖返りと呼ぶ。
5.先祖返りしたデータの復旧で、今日は残業確定だ。