「物思いにふける」とは?意味や使い方を解説!

「物思いにふける」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「物思いにふける」について解説します。

目次

  1. 物思いにふける
  2. 物思いにふけるの意味とは
  3. 物思いにふけるを使った文章・例文

物思いにふける

皆さんの多くは「物思いにふける」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
この言葉を聞いてとりあえず状況として浮かぶのは、考え事をしているという場面ですね。しかし具体的にどういう状況ならこの言葉が当てはまるのかお分かりでしょうか。

今回は、「物思いにふける」という言葉について、類語との比較をしながら詳しく解説します。

物思いにふけるの意味とは

物思いにふけるとは「悩みや心配事などについて、他事も忘れて一心に考え込む」という意味です。
他のことをしたり考えがそれたりということも一切せず、集中して考え事をしている状態です。

類語として「思いを馳せる」「たそがれる」「心ここにあらず」などがあります。

「思いを馳せる」は、遠方にいる人や場所などについて考え込むという意味です。対象との間に物理的な距離があるというところがポイントです。
「故郷の親に思いを馳せる」などのように使います。

「たそがれる」は、本来は日が落ちてあたりが暗くなっている様子を表す言葉でした。しかし、だんだんと「悩みを抱えて暗く落ち込んでいる人の様子」のことを言うようにもなっていきました。
「物思いにふける」はポジティブな内容にも使うことができます。

「心ここにあらず」は、目の前の出来事とは離れたことに思いをとらわれている状態です。
「物思いにふける」は「想い人の写真を見ながら、その人について考える」というような状況でも使えるため、指し示すことのできる範囲の広さが違います。

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物思いにふけるを使った文章・例文

  1. 彼は物思いにふけるあまり、勉強する手も止まってしまっている。
  2. 何をそんなに物思いにふけっているのか、良ければ相談に乗らせてくれないかな。

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