刹那
「刹那(せつな)」という言葉は小説の中やドラマなどではよく目にする言葉ですね。
響きが良い言葉なので好んで使う人も多い言葉です。
「刹那」は文学などで目にすることはあっても日常的に使う言葉ではないため、正確な意味や使い方は知らない人も多いと思います。
この機会に仏教で使われる仏語としての使い方も知っておきたいですね。
この記事では「刹那」の意味や使い方、読み方などを解説します。

刹那の意味とは
「刹那」は「せつな」と読みます。
「刹那」の意味は「ほんのわずかの時間」「きわめて短い時間」です。意味を考えると一瞬や瞬間とほぼ同じ意味ととらえてよいでしょう。
一瞬というよりも「刹那」と言った方が日本語としての響きが良いため、文学や映画などではよく使われるのですね。「その刹那に」などの表現を聞いたことがある人は多いでしょう。
「刹那」には仏教で使用する仏語としての役割もあります。仏語での意味も似通っていて「1/75秒」ほどの時間のことを意味しています。具体的には、1回指をはじく間にも60の刹那が存在すると言われていてその1つが刹那です。
ほんの短い時間を表している点では、私たちが普段使っている「刹那」と仏語としての「刹那」の意味もほぼ同じですね。
刹那を使った文章・例文
- その刹那に彼はディフェンダーを抜き去りゴールに球を突き刺した。
- 彼から目を離したその刹那に間合いを詰められ強烈な一発をお見舞いされた。
- 刹那的な生き方をしているといつかしっぺ返しをくらう。