後ろ盾
「後ろ盾」という言葉は政治家に関する話などで聞くこともありますね。
日常会話で使用する言葉ではありませんが、ビジネスの場面などでも聞くことがあるかもしれません。
「後ろ盾」は使う機会が少ないため、明確な意味を知らない人も多いと思います。たまには聞く機会もある言葉なので、意味などを知っておきたいですね。
この記事では「後ろ盾」の意味や使い方、読み方などを解説します。

後ろ盾の意味とは
「後ろ盾」の読み方は「うしろだて」です。
「後ろ盾」の意味は「陰にいて援助をすること」「陰から支えること」「後ろを守る盾」です。
実際の使い方は、「彼には強力な後ろ盾がいるから」「彼女の後ろ盾は力を持っている」など、その人自身ではなく援助する人や支えている人のことを指します。
近い意味の言葉としては「パトロン」もあります。パトロンと聞くと愛人を思い浮かべる人が多いですが、芸術家などには昔からその才能を経済的に支える人がいてそれがパトロンでした。
また、「後ろ盾」の「盾」の漢字に「楯」を使用しているのを見ることもあるかもしれません。これはおおまかには同じ意味を持つ漢字ですが、「楯」は常用漢字外のため一般的には「盾」を使うことが多いです。
後ろ盾を使った文章・例文
- 彼は強力な後ろ盾がいるからこそ政治家としてここまでの地位を築いたが、本人の実力は大したことがない。
- 後ろ盾を失った今、彼女が競争が激しくなっているこの芸能界で成功する確率はほぼなくなったと言ってもよいだろう。