金一封
皆さんは、「金一封(きんいっぷう)」という言葉をご存知でしょうか。
何かの景品の目録などで目にしたことのある人も多いと思いますが、金額の相場などは知らない人もいます。
この記事では、「金一封(きんいっぷう)」の意味を解説させていただきます。
金一封の意味とは
「金一封(きんいっぷう)」とは、「金額を明らかにせず紙に包んだお金」のことです。
礼金や寄付金などに対してよく使われます。
金額を明らかにしないのは、贈る側の目的や都合により金額を知られたくないというケースや、受け取る側も貰ったお金がいくらなのか、周囲に知られたくないこともあるので、そういった配慮の為です。

金一封の相場
金一封の相場は、目的や場面によって大きく変わります。
あくまで一例ですので、実際に受け取った際に「全然違う!」などと文句を言っては相手に失礼なので、絶対に避けましょう。
クイズ番組やイベントの賞金として贈られる際の相場は、大体「5万円」程です。
スポーツ選手の優勝の際は、「100万円」以上の高額になることもあります。
会社などから功労を認められ、賞与の他に渡される礼金は大体「1~3万円」です。歓送迎会などで贈る場合もあります。
また、「1万円」未満の少額の場合は、「金一封」ではなく「寸志(すんし)」という言葉を使うので、覚えておくと便利です。
金一封を使った文章・例文
ここで、「金一封(きんいっぷう)」を使った例文をご紹介します。
1.日頃の功績が認められ、会社から金一封を受け取った。
2.商店街のイベントで、1位には金一封が贈られることになった。