逸る
「逸る」という言葉について解説します。
まずみなさんはこの言葉の読み方はご存知でしょうか。
なかなか見慣れない言葉なのでご存知でない方もいるかもしれませんが、「はやる」と読みます。
さて、この「逸る」ですが、「逸る気持ちを抑える」といった形で使います。
使い方を見ると、意味も想像がついたかと思いますが、ここで一度きちんとした意味を押さえておきましょう。
ここではそんな「逸る」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。

逸る(読み方・はやる)の意味とは
逸るとは「急ぐ気持ちが先だって、落ち着きがなくなる。焦る。気がせく」という意味の言葉となっています。
ということで、「逸る気持ちを抑えて」といった場合は「焦る気持ちを抑えて」という意味になることが分かるのではないでしょうか。
ニュアンスとしては勇みだつ、急ぐ気持ちが先立つ、焦るといった感情のミックスが「逸る」と言えるかもしれません。焦る気持ちだけでなく、急ぐ気持ちだけでもなく、落ち着かない。そんな時に気が逸ると使うのではないでしょうか。
ちなみにこの「逸る」ですが、他にも読み方があり「そる」「はぐる」がありますが、それぞれ別の意味の言葉となりますので、注意しましょう。
こんなことも併せて覚えておいてみてください。
逸るの使い方・例文
- 新人が早く一人立ちしたいと逸るあまり、強引な契約の取り方をして苦情が入っている。
- 逸る気持ちを抑えきれずに、彼女の気持ちを考えない行動を取ってしまった。