ギャン泣き
「ギャン泣き」という言葉を聞いたことがある方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
擬音を使った言葉なので、どういう状況を指すものなのか何となくわかりますね。
今回は「ギャン泣き」という言葉の意味や使い方について詳しく解説します。

ギャン泣きの意味とは
ギャン泣きとは「発作的に激しく声をあげて泣き続けること」です。子供がギャーっと叫ぶように泣く様子を擬音交じりで表したものです。
「泣き」となっていますが名詞なので、「ギャン泣きする」のような使い方をします。
また、ギャン泣きの「ギャン」は、福岡県の筑後地方の方言だとする説もあります。「とても、すごく」という意味で、「ぎゃんかわ(とてもかわいい)」などのような使い方で若者言葉に取り入れられて全国的に使われています。
「ギャン泣き」に関しては擬音のイメージが大きいので、方言の「ぎゃん」の意味としては弱いかと思われます。
代表的な「ギャン泣きする」者といえば乳幼児です。まだ言葉を話すことができない年齢の子供は、大声で泣くことで不快な感情を大人に伝えます。
特に乳児が、夕方頃に理由の分からないギャン泣きをすることを「黄昏泣き」といいます。
授乳してもダメ、おむつも濡れていないのに、夕方頃になると決まって泣き出す「黄昏泣き」。後はひたすら抱っこするぐらいしか手はありませんが、それでも泣き止まないのが黄昏泣きです。
体に異常がなければ心配ないようなので、深刻になりすぎず乗り切ることが大切です。
ギャン泣きの使い方・例文
- あそこで赤ちゃんがギャン泣きしている。親御さんが大変そうだ。
- いい大人なのに、ギャン泣きしちゃうとか恥ずかしいな。