青天井
「青天井」という言葉をご存知でしょうか?
経済ニュースなどで耳にしたことのある方も多いかもしれません。
また、投資家の方にはお馴染みの言葉でしょう。
今回は、「青天井」について解説します。

青天井の意味とは
「青天井」には二つの意味があります。
ひとつには、快晴の日の抜けるような青空のこと。青空が天井のように空を覆うさまを表しています。
青天井の対義語
「青天井」の類義語には以下のようなものが挙げられます。
・蒼天
・蒼穹
・碧空
・青雲
証券用語としての「青天井」
「青天井」のもう一つの意味は、物の値段や取引相場が上限知らずに長期間上昇し続けている状態のことです。一般に「青天井」という場合は、こちらの相場の値動きを指すことの方が多いようです。
雲一つない青空のように陰りが見られず天井がないことからきています。この状態がずっと続くと「バブル」と呼ばれる状態になります。
「青天井」は上限知らずのように見えますが、ずっと続くものではなく、「バブル」は必ずはじけるものです。相場が「青天井」になったら慎重に相場を見極めることが大切です。
【関連する証券用語】
・天井:上昇相場の高いところ。
・一番天井:段階的に相場が上昇していく中で、最初につけた高値のこと。
・大天井:最高値のこと。大天井を更新し続けると、青天井となる。
・底:相場が値下がりを続け、一番安いところ。
・底をうつ:相場が下げ止まったところ。
青天井を使った文章・例文
1.今日の空は青天井で洗濯日和だ。
2.好調な業績を受けて、株価が高値更新を続け青天井となっている。