筋違い
「筋違い(すじちがい)」という言葉は、日常生活やビジネスの場面でもよく使う言葉ですね。ずれている意見や行動を批判して使うことも多い言葉です。
使う機会の多い「筋違い」ですが、普段使うことが少ない意味がある多義語なことは、あまり知られていません。この機会に他の意味も知って有効に使いたいですね。
この記事では「筋違い」の意味や使い方、例文などを解説します。
筋違いの意味とは
「筋違い」は「すじちがい」と読みます。
「筋違い」のよく使う意味は「道理に外れた言動をする様子」「見当違い」ですね。ビジネスや日常生活で、普通だったら考えられない行動をする人を批判して使う機会もあるのではないでしょうか。
他の意味では「斜めに交差すること」も表します。単純に位置関係を表す使い方で、「筋違いにひもをしばる」などと使うことができます。
また、「急に無理な動作をすることで筋肉を痛めること」も表します。これは、筋違えとも言いますね。
このように、多くの意味がある言葉なので、状況に合わせて適切な使い方をしていきたいですね。

筋違いの使い方・例文
- 今回のミスについて彼は私が悪いかのような言いぐさをしているが、彼の確認ミスから生じた失敗なので私を責めるのは筋違いだと思う。
- 彼女の代わりに私が謝りにいくのは本来は筋違いなのであるが、出社することが難しいため私がいくしかない。
- 久しぶりにバスケットをやったので、筋違いを起こしてしばらく立ち上がることができなくなってしまった。