うららか
「うららか」という言葉について解説します。
「うららかな陽気だねぇ」などと使われる言葉として皆さんも一度は見聞きしたことがあると思います。
他にも「春のうららの隅田川~」と童謡などでもお馴染みかもしれません。
綺麗な日本語といったイメージがありますが、その意味をしっかり把握しているでしょうか。
ここでは、意味や類語を通して使い方も紹介しますので、整理して使えるようになってみましょう。
うららか(麗らか)の意味とは
うららかとは
- 「空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っている様子」
- 「声が晴れ晴れとして楽しそうな様子」
- 「心にわだかまりがなくおっとりしている様子」
漢字では麗らかと書き、春の代表的な季語としても知られています。
おっとりとのどかなで、柔らかい陽気の春を表すぴったりの季語ではないでしょうか。
うららかの類語
うららかの類語として
- 小春日和
- 春うらら
- のどか
- 晴れやか
- 穏やか
- 心地よい
ちなみに、春を代表する季語には麗らかの他に「暖か」「長閑(のどか)」などがあります。

うららか(麗らか)の使い方・例文
- うららかな春の陽気に誘われて、普段は行かない所へ足を延ばした。
- うららかな彼女の雰囲気や声に私は一目惚れだった。
- うららかな鳥のさえずりで目を覚ましたせいか、今日は気分がすごく良い。
- 貴方が仕事へ出て行ってしまった部屋は、麗らかな春の日でも寂しく感じる。