「不条理」とは?意味や使い方を解説!

「不条理」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「不条理」について解説します。

目次

  1. 不条理
  2. 不条理の意味とは
  3. 不条理の類語
  4. 不条理を使った文章・例文

不条理

「不条理」という言葉の意味や使い方について解説します。

読み方は「ふじょうり」となります。

この「不条理」という言葉は、似た言葉が複数あり使い分けが少し難しいです。

意味が混同しやすい言葉に「理不尽(りふじん)」があります。

今回は、類語も合わせて不条理について解説するので、この機会に詳しく知っていきましょう。

不条理の意味とは

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不条理(ふじょうり)という言葉の意味は大きく分けて2つあります。

まず、1つ目は「物事の筋道が通らないこと。道理に合っていないこと。道理に合わない様子。」という意味になります。

使い方としては「不条理な話だ。」「不条理な状況だ。」といった表現をします。

そして2つ目は「実存主義の用語。人生に対して何の意義も見出すことができない人間という存在の絶望的な状況。」という意味になります。

2つ目の意味は、フランスの哲学者であるカミュが説いた不条理の哲学の中で知られるものです。

また、不条理とは通常の予測などから外れた行動や思想のことをいいます。

「不条理な推論」とは、非論理的な推論ということになります。

非論理的とは、「話や物事の筋道が論理的ではない様子。」という意味になります。

不条理の類語

不条理の類語は以下になります。

  • 不合理
  • 理不尽
  • 非論理的
  • 非合理
この中の理不尽とは「道理をつくさない事。道理に合わない事。またはその様子。」という意味になり、不条理と意味合いが似ていますが、若干ニュアンスが異なります。

不条理を使った文章・例文

  1. 震災を経験したことで、自然の不条理さを痛感した。

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