PTA
「PTA」という言葉について解説します。
小学校や中学校の頃、何度も見聞きした言葉だと思いますし、お子さんがいる家庭なら当事者になるかもしれないというくらい実は身近な言葉でもあります。
親がPTA活動をしていたという方も多いかもしれませんが、では実際にPTAとはなんなのか、なんの略なのか、どんな目的を持った活動をしているのかなどをしっかり把握しているでしょうか?
ここでは、PTAという言葉の意味、またそれにまつわる問題点や必要性なども併せて紹介していきますのでぜひご覧ください。

PTAの意味とは
PTAがなんの略かというと
「Parents (ペアレント)Teacher (ティーチャー)Association (アソシエーション)」のイニシャルを取った略語となっています。
日本語に訳すと「保護者と教職員による教育関連団体」です。
ちなみに和製英語ではなく、ネイティブ圏でも使われているちゃんとした英語になっています。
PTA活動とは
PTAの目的は、保護者と先生が協力し合って子供の学習環境や学校運営を整えていくことです。
運動会や文化祭の準備をしたり、廃品回収やベルマークなどの収益で必要な用具を購入したりとその活動は多岐に渡りますが、先生方の手の回らない部分などを保護者が中心となって補っていくことがPTA活動といえます。
PTAが抱える問題
PTAは基本的に保護者の方々のボランティアで成り立っています。
しかし、現代では共働きの家庭も増え、PTA活動に参加できない保護者が多くなってきています。保護者の間でも時間を取れる家庭と取れない家庭で差が出てきており、必要性の有無を見直すべきだという声も上がっています。
また、本来であれば「子供をしっかり教育する」という同じ目的であるはずの教職員と保護者が、対立してしまうといったこともあり、PTAに対する議論は今後も増えていきそうです。