「致命傷」とは?意味や使い方を解説!

「致命傷」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「致命傷」について解説します。

目次

  1. 致命傷
  2. 致命傷の意味とは
  3. 致命傷の使い方・例文

致命傷

致命傷(ちめいしょう)」という言葉をご存知でしょうか?
ニュースなどで「致命傷を負わせた」や「致命傷になりかねない」などと聞いたことがある方も多いかと思います。
今回は「致命傷」について解説します。

致命傷の意味とは

「致命傷(ちめいしょう)」とは、「死につながるほどの重大な傷」という意味です。転じて「取り返しのつかない失敗」のこと。
 

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致命傷の類語

致命傷の類語には以下のようなものが挙げられます。

【致命傷となる】
  ・命取りとなる
  【例文】その油断が命取りとなった。
  ・大きな痛手をこうむる
  【例文】判断の遅れにより、大きな痛手をこうむることとなった。

【致命傷を負う】
  ・深手を負う
  【例文】追っ手に後ろから斬りかかられ、背中に深手を負った。
  ・瀕死の重傷を負う
  【例文】崖から転落し、瀕死の重傷を負った。

【致命傷を与える】
  ・息の根を止める
  【例文】今回は油断したが、次回会いまみえることがあったら必ず息の根を止めてやる。
  ・再起不能に追い込む
  【例文】右ひじを損傷し、投手として再起不能に追い込まれた。

【致命傷を受ける】
  ・再起不能に陥る
  【例文】網膜剥離を発症し、ボクサーとして再起不能に陥ってしまった。
  ・決定的なダメージを受ける
  【例文】株価の暴落により、経営再建に決定的なダメージを受けた。

致命傷の対義語

致命傷には明確な対義語は存在しません。

命にかかわる重大な傷を「致命傷」というので、あえて言うなら「軽傷」「かすり傷」「怪我」「命に別状はない」「浅手(の傷)」などが反対の意味として使われる言葉です。

「なんとか致命傷で済んだぜ」とは

「なんとか致命傷で済んだぜ」とは、FX(外国為替証拠金取引)などで、大きな損失を出した時に自虐的に使う言葉です。

致命傷の使い方・例文

1.シートベルトは、事故の時に致命傷を負うリスクを大きく下げるものだ。
2.リーマン・ショックが致命傷となり、倒産に追い込まれた。

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