デマ
「デマ」という言葉について解説します。
「SNSには沢山のデマが流されている」なんて言われているのを皆さんは見聞きしたことはないでしょうか。
本当のことかどうかはさておき、この「デマ」とはどんな語源からくるどんな意味の言葉なのかしっかり把握している方は多くないかもしれません。
ここではそんな「デマ」という言葉について使い方なども紹介していきますので、ぜひ最後までごらんになってみてください。
デマの意味とは
デマとは「政治的目的で、意図的に扇動的かつ虚偽の情報」「事実に反するうわさ」という意味の言葉になっています。
どちらかというと後者の「事実に反するうわさ」という認識をしている方がほとんどだと思います。
「政治的目的で~」というもう一つの意味があるのは意外だったのではないでしょうか

デマとガセの違い
デマと同じような感じで使われる「ガセ」ですが、デマとガセの違いをここでは紹介します。
デマとガセの違いの要点は「悪意があるかないか」ということになります。
ガセの語源は「お騒がせ」からきているといわれていますが、単純な勘違い、思い違いから言ってしまったこと。という意味合いがあります。
一方、デマは政治目的でのという意味があったように、悪意や目的があるものを指します。
デマという言葉にはふんだんに悪い意味合いが秘められているといえそうです。
デマの語源
デマはDemagogie(デマゴギー)というドイツ語を略したものとなっています。
Demagogie(デマゴギー)の意味は「扇動」「扇動的政治」という意味なので、目的や悪意が潜んでいます。
ちなみに、でまかせという言葉が語源だと思っている方もいるようですが、どうやらそれは誤りのようです。
デマの使い方・例文
- ガセの語源はお騒がせだが、デマの語源はでまかせではなく、デマゴギーである。
- あの人の言うことはデマばかりだから、話半分で聞いた方がいい。