のっぺり
皆さんは「のっぺり」という言葉に、どのような印象を抱かれるでしょうか。
なんだか気の抜けた言葉というイメージがありますね。
使用する機会はさほど多くない言葉ではありますが、特に女性の方の中には、「のっぺり」に見えないように気にしている人もいることと思います。
今回は「のっぺり」という言葉について詳しく解説します。

のっぺりの意味とは
のっぺりとは「起伏がなく平らで変化に乏しいさま」という意味です。
「のっぺりした起伏の少ない山」などの使い方をします。
また、「整っているけれど平坦で締まらない顔」のことを「のっぺり顔」といいます。女性のメイクテクニックには、のっぺり顔にならないことを意識したものが多数あります。
のっぺり顔を「薄い顔立ち」と解釈すると、「しょうゆ顔」と言い換えることもできます。
いずれにしても、良い意味で使われることはあまりありません。
のっぺりという言葉の裏には「面白みがない」という感情が込められていることが多いからです。
のっぺりの対義語
のっぺりとは「起伏がない」という意味なので、対義語は「隆起した」「凹凸のある」または「変化に富んだ」といった言葉が当てはまります。
顔を形容する言葉でいうと、「彫りの深い」「バタ臭い」などが対義語として挙げられます。
また、「しょうゆ顔」の対義語は「ソース顔」なので、これも該当すると思われます。
のっぺりの使い方・例文
- メイクをしたら、ずいぶんのっぺりした顔になってしまった。やり直そう。
- のっぺりした丘は登りやすいけど、面白みに欠けるね。