「すべからく」とは?意味や使い方を解説!

「すべからく」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「すべからく」について解説します。

目次

  1. すべからく
  2. すべからくの意味とは
  3. すべからくを使った文章・例文

すべからく

皆さんは、「すべからく」という言葉をご存知でしょうか。
「須らく(すべからく)」という字で見たことのある人も多いと思います。
一般的な言葉ですが、知っている人も誤用の多い言葉です。

この記事では、「すべからく」の意味を解説させていただきます。

すべからくの意味とは

「すべからく」とは、「当然なすべきこと」「是非ともしなければならない」という意味です。
「すべからく~すべき」や「すべからく~べし」という末尾になることが多いです。
漢字で書くと「須く」や「須らく」となります。

「すべからく」という言葉の響きからか、「全て」という意味で誤用する人が多い単語です。
数年前の蝶さで「学生はすべからく勉強すべきだ」という文章を例にしたところ、
40%近くの人が「学生は全て勉強をすべきだ」という意味だと回答しました。
本来の意味だと「当然、学生は勉強をすべきだ」となります。

誤用の多い言葉なので、「すべからく」という言葉を使うと正しく応対ができないこともあります。
「当然、なすべきこと」という意味とは少し違いますが、「当然」「是非」など同じように使える言葉もあるので、それを知っておくと便利です。

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すべからくを使った文章・例文

ここで、「すべからく」を使った例文をご紹介します。

1.学生はすべからく勉強をすべきだ。
2.社会人はすべからく会社の為に邁進すべきだ。
3.若者はすべからく自身の将来の為に努力すべきだ。
4.「すべからく」と言いたがる大人の意見は聞きたくない。
5.子供はすべからく元気に外で遊ぶべきだ。

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