終末
「終末」という言葉について解説します。
高齢化社会が進んでいく現代の日本で、「終末期」「終末医療」という使われ方で注目され始めている言葉の一つでもありますが、皆さんは意味はしっかり把握しているでしょうか。
また、2017年には「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」という生と死を扱ったライトノベルがアニメ化されたことで、若い人にも「終末」という言葉は浸透しつつあります。
ということで、今回は「終末」の意味や使い方などを紹介していきますので、ぜひご覧になってみてください。
終末の意味とは
終末とは「物事が行き着くところ」「終わり、しまい」という意味の言葉になっています。
たんに終わりという意味で、事件の終末、世界の終末といった使い方をします。
終末期医療という言葉の、終末期は病気など治る見込みがなく、死を迎えるまでの長くない時期のことをさします。
人間の行き着くところ=死 ですので、終末期はそのようになります。
ちなみに、その時間をいかに過ごすかというのが現代の課題となっており、治療せずに人生の充実を目指すターミナルケアが注目されています。

終末を使った文章・例文
- 終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?は「終末な」と略されたりする。
- どうなるかは分からないのが人生だが、若いうちから自分の人生の終末をどのように迎えるかを考えておくのは悪いことではない。
- 終末思想がなんとなく世の中に蔓延していた時期にあのテロ事件は起こった。