ドン引き
「ドン引き」させてしまった経験や、人の言動に「ドン引き」した経験がある人は多いのではないでしょうか。「ドン引き」させるような人とはできるだけ付き合いたくないものですね。
「ドン引き」は最近よく使われるようになった言葉なので、日常生活の中でも聞く機会が多くなっていると思います。意味や語源を知っておきたいところですね。
この記事では「ドン引き」の意味や使い方、語源などを解説します。

ドン引きの意味とは
「ドン引き」の意味は「人の言葉や行動によって、周囲がしらけたり気まずい状態になる様子」のことです。
「ドン引き」が意味するところの「気まずい」は通常の範囲のものではなく、その場から一刻も早く逃げたくなるようなひどい雰囲気です。周りがそんな状況に陥って失望している場合でも、「ドン引き」させた本人は意外と気づいていないこともあります。
ドン引きの語源は、放送業界で使われてきた用語です。できる限りカメラを引いて撮影するズームアウトという方法をドン引きと呼んでいたことから、人が引いてしまうような状況をドン引きと呼ぶようになりました。
なお、サッカーでのドン引きとは、点を取られないように自ゴールの前に選手が集まりひたすら守備に専念することです。
「ドン引き」は「どん引き」と書いても意味は同じです。
ドン引きの使い方・例文
- ドン引きサッカーをしたチームに僕は失望した。
- 合コンでやっと盛り上がってきたあの局面であからさまな下ネタを炸裂させて場を破壊した彼にどん引きした。