畳み掛ける
「畳み掛ける」という言葉について解説します。
「ここで一気に畳み掛ける」「畳み掛けるようなスパート」といった言い回しでみなさんも「畳み掛ける」という言葉を見聞きしたことがあると思います。
文章からなんなく意味は分かると思いますが、きちんとわざわざ調べたことのある人は多くないかもしれません。
ここではそんな「畳み掛ける」という言葉について、意味や使い方、語源などを紹介していきますのでぜひご覧ください。
畳み掛けるの意味とは
畳み掛けるとは「相手に余裕を与えないように立て続けに行う」「たたもうとする・たたみ始める」という意味の言葉となります。
一気に畳み掛けると言った場合は前者の意味で使われていますが、布団を畳み掛けるといった場合は後者の意味になります。
畳という漢字が入っているので、布団をたたむことをイメージしにくいような気もしますが、畳むという言葉には折り重ねるといった意味があるので覚えておくといいかもしれません。

畳み掛けるの語源
畳み掛けるがなぜ「余裕を与えず立て続けにする」ことになるのか不思議に思う方はおおいのではないでしょうか。
畳む という言葉には折り重ねるという意味以外に「積み重ねる」という意味も持った言葉になっています。
そして、掛ける という言葉は「仕掛ける」という意味があります。
つまり、重ねて仕掛ける=物事を続けざまにするという意味になるので、畳み掛けるが「余裕を与えず立て続けにする」という言葉になるようです。
畳み掛けるの使い方・例文
- 畳み掛けるような営業トークにうんざりしてくる。