冥利に尽きる
「冥利に尽きる(みょうりにつきる)」という言葉は、「~冥利に尽きる」という形で聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。極上の幸せを表現するために使うことがある言葉ですね。
使う機会は限られていますが、聞く機会もある言葉なので正しい意味や使い方を知っておきたいですね。
この記事では「冥利に尽きる」の意味や使い方などを解説します。

冥利に尽きるの意味とは
「冥利に尽きる」は「みょうりにつきる」と読みます。
「冥利に尽きる」の意味は「ある立場の者として、最高の幸せを感じること」です。「冥利」とは神や仏から与えられる恩恵などのことを指していて、ここから最高の幸せを指す言葉になっています。
「冥利に尽きる」は使う場面は様々考えられます。
一生懸命に作ってきた映画が大ヒットして賞を取った時に「役者冥利に尽きる」と言う俳優も多いですね。俳優業をしている方としてこれ以上ない喜びです。
また、ビジネスの場での喜びを表現するのに使うこともあります。聞きなれない表現ですが「社長冥利に尽きる」などの使い方も間違いではありません。
それぞれの人が、自分の立場で最高の幸せを感じた時に使える言葉なので場所や立場を選ばないのも特徴ですね。
冥利に尽きるの使い方・例文
- ビジネスの世界に長年身を置いているが、これほどの商談をまとめられるようになるとは部長冥利に尽きるな。
- 役者人生をかけて望んだ今作で、今回の映画祭の最高賞を受賞することができるとは役者冥利に尽きる。
- チームからの祝福を受け、キャプテン冥利に尽きると感じた。