赤裸々
「赤裸々(せきらら)」という言葉をご存知でしょうか?
よく週刊誌の見出しで「赤裸々告白!」などというアオリがありますよね。
今回は「赤裸々」について解説します。

赤裸々の意味とは
「赤裸々(せきらら)」とは、衣服を何も身にまとっていないこと、素っ裸のことです。
転じて「包み隠しのないこと、すべてをさらけ出すこと」を赤裸々といいます。
漢字の「赤」には、名詞の接頭語として「全くの、明らかな」という意味があり、「裸(はだか)」がふたつ重なることでさらに強調された意味合いになります。
ですので、週刊誌の見出しなどで見かける「赤裸々告白」や「赤裸々に語る」とは、包み隠さず告白すること、あからさまに語ることを強調したキャッチフレーズとして使われているんですね。
「赤裸々」の類語
赤裸々の類語には以下のようなものが挙げられます。
・丸出し
【例文】浮気の言い訳が「ちょっとお茶してただけ」とか嘘丸出しだな。
・あられもない
【例文】いくらお風呂上がりだからって、あられもない姿でうろつくのはやめて。
・あけすけ
【例文】その言葉はあまりにもあけすけで、僕は一瞬鼻白んだ。
・ぶっちゃけ
【例文】いくらなんでもそれはぶっちゃけすぎだろ。
・むき出し
【例文】試合直前の彼の表情は、闘争心がむき出しだ。
・一糸まとわぬ
【例文】その死体は、一糸まとわぬ姿で横たわっていた。
赤裸々の使い方・例文
1.元アイドルが、アイドル時代のグループ内の確執を赤裸々に語る記事が週刊誌に載った。
2.その絵は、彼の内面を赤裸々に描き出していた。