「象徴」とは?意味や使い方を解説!

「象徴」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「象徴」について解説します。

目次

  1. 象徴
  2. 象徴の意味とは
  3. 象徴を使った文章・例文

象徴

皆さんは「象徴」という言葉を知ってはいると思いますが、具体的にはどういう意味か説明できるでしょうか。
ハトは平和の象徴、国旗は国家の象徴、十字架はキリスト教の象徴…具体例を挙げることはできると思います。
しかし、「象徴」とは、結局何なのでしょうか?

今回は「象徴」という言葉について詳しく解説します。

象徴の意味とは

象徴とは「直接知覚できない概念を、より具体的な事物によって表したもの」という意味です。
英語のsymbol(シンボル)を和訳した言葉です。

たとえば、平和の象徴はハトだと言われています。
これはキリスト教の聖書に出てくる「ノアの箱舟」の一節が元になっており、世界を飲み込む洪水が去ったことを知らせるためにハトがオリーブの若葉を持ち帰ってきた、というエピソードに端を発しています。

この洪水は不浄な者どもを押し流すために神の力でもたらされたものなので、洪水が終わったことで平和がやってきたとされています。
その平和の訪れを告げたものこそハトだったということで、ハトが平和の象徴になったのです。
大きな式典でハトをデザインに取り入れた旗を掲げたり、ハトを飛ばしたりすると、その式典が平和を願うという目的を持っていることを知覚的に表すことができます。

こういった万人が共通して認識しているシンボルの他にも、小説などで登場人物の心情を暗に表すものとして出てくる事物を「象徴」ということもあります。
「その散ってしまった花は彼女の絶望の象徴だ」などのように使います。

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象徴を使った文章・例文

  1. あの駅前に立っている銅像は、友愛を象徴するモチーフだそうです。
  2. 風になびく七夕飾りは、たくさんの願いの象徴だ。

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