なぞらえる
「なぞらえる」という言葉は、日常生活の中で使う機会は少ないかもしれませんが小説などの創作物では目にすることもある言葉ですね。ひらがなで書かれることが多く、どんな漢字をあてるのかがわかりにくい言葉でもあります。
目にする機会もある「なぞらえる」ですが、その正確な意味を知らない人も多い言葉でもあります。この機会に正しく理解しておいてくださいね。
この記事では「なぞらえる」の意味や使い方などを解説します。
なぞらえるの意味とは
「なぞらえる」を漢字で書くと「擬える」「準える」「准える」になります。どれも意味は同じですが「擬える」「準える」「准える」と書いても読めない場合が多いため、ひらがなで表記されることが多いでしょう。
「なぞらえる」の意味は「ある物事を似ているものと比較してそれとみなす」「似せる」です。例えるときに「人生を旅路になぞらえる」などとするときもあれば、「ピラミッドになぞらえた造り」などと言うこともあります。
使い方が難しいですが、比較対象や似せる対象があって、それに近づけていくイメージで考えると良いでしょう。
この言葉は「なぞられる」と間違いやすい言葉でもあります。「なぞられる」にすると意味が全く違ってきますので気をつけましょう。
なぞらえるの使い方・例文
- 人生は長くそして良い時も悪い時もあるものなので旅路になぞらえることもある。
- 今回の置物はタージマハルになぞらえることで豪華さとその裏に潜んでいる連綿と続く歴史を表してみたのだがどうだろうか。