よいしょ
「よいしょ」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。
古くから使われている言葉ですが、使っている年齢層は幅広く、SNSなどでは若者にも親しまれている言葉です。また日常生活のみならず、お祭りや民謡、大相撲など、様々な場面で用いられます。
ここではそんな「よいしょ」について詳しくご解説していきます。

よいしょの意味とは
よいしょとは、主に「掛け声」のことで、「重いものなどを持つときに発する声」や、「民謡などの音頭や囃子」などを指します。
「よっこらせ」や「どっこいしょ」などと同様に、立ち上がる時のような何気ない動作の時や、重い物を持ち上げるのに気合を入れる意味合いで発したり、思わず口にしてしまう言葉の代表格です。また祭り歌や民謡などの歌や曲に合わせて発する掛け声にも用いられています。
持ち上げるという意味から転じて、「他人を褒める」ことを「よいしょする」と表現する場合でも用いられ、SNSなどでは若者も使っている言葉です。
大相撲では横綱が土俵入りで四股を踏む際に、会場にいる観客たちで一斉に「よいしょ」という合いの手のような形で使われています。
よいしょを使った文章・例文
- おじさんを相手にする場合は、大げさに思える話にちゃちゃを入れてへそを曲げられても面倒なので、適度によいしょするのがコツだ。
- 近くの公園で祭をやっているのか、小気味よい音楽と共によいしょという掛け声が聞こえてくる。
- 立ち上がる時にいちいちよいしょと口にしてしまうようになり、自分もおじさんになったなと感じた。