「杓子定規」とは?意味や使い方を解説!

「杓子定規」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「杓子定規」について解説します。

目次

  1. 杓子定規
  2. 杓子定規の意味とは
  3. 杓子定規の使い方・例文

杓子定規

杓子定規」という言葉の意味をご存知でしょうか。

特殊な定規のようにも思える言葉ですが、「杓子定規な性格」という形で使われる言葉のため、物を指す言葉ではありません。

ここではそんな「杓子定規」について意味や使い方、気になる読み方などを詳しくご紹介していきます。

杓子定規の意味とは

杓子定規とは、「あらゆることの基準を一つに決めようとすること」を指します。

読み方は「しゃくしじょうぎ」です。

杓子とはご飯を取るしゃもじや水をすくう柄杓のことで、ある物を決まった量しか取れないことを指します。そして「自分の物差し(定規)で他人を図る」という言葉のように、決められた長さしか図れないことを意味する定規とを合わせて、一つの基準にはめ込もうとする態度を「杓子定規(しゃくしじょうぎ)」と言うようになった言葉です。

そうした意味から転じて、「融通の利かないこと」をも意味し、「杓子定規な人」や「杓子定規な性格」といった使い方がされます。

また、杓子という言葉は杓子定規の他に「猫も杓子も」という言葉にも使われています。

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杓子定規の使い方・例文

  1. 何事も正解ばかり気にしていては、いつか杓子定規なものの考え方しか出来なくなってしまうだろう。
  2. 新しい監督は投げ方からスイングから走り方まで全て統一したがる杓子定規な人間で、プレーする選手たちが可哀想だ。
  3. 杓子定規な性格が邪魔をして、どれだけ会社の経営が傾いても方針から変えることができず、赤字が悪化し、周囲からも見放され、ついには倒産してしまった。

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