余韻
「余韻(よいん)」という言葉の意味や使い方について解説します。
読み方は「よいん」となります。
この「余韻」という言葉は、残響という意味で使うことが多いです。
この意味が転じて、映画やドラマなどの商業作品や、詩文などに対してもこの「余韻」という言葉を使うことがあります。
一般的に使われる言葉なので、耳馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
よく使われる言葉ほど、間違った意味で使用すると恥ずかしいので、この機会に「余韻」について詳しく知っていきましょう。
余韻の意味とは
余韻という言葉の意味は、大きく分けて3つあります。
まず、1つ目は「音が鳴り終わったあとに、かすかに残っている響き。音が消えたあとも耳に残る響き。残響。」という意味になります。
使い方としては「トランペットの音の余韻が残る。」といった表現になります。
2つ目は「事が終わったあとにも残っている風情や味わい。」という意味になります。
使い方としては「ライブの余韻に浸っている。」といった表現になります。
そして、3つ目は「詩文などにおいて、言葉では表現されていない趣や情緒。余情。」という意味になります。
使い方としては「余韻を持たせた作品。」といった表現になります。
余韻を使った文章・例文
- 主人公が病魔と闘い克服する映画を見て、感動の余韻に浸っている。
- 日本庭園や和食器など、日本独特の風情を感じられる旅館は、感動の余韻が残るほど素晴らしかった。
- 話題の作家が書いた詩文は、余韻を持たせた趣のある内容だった。