風物詩
皆さんは、「風物詩(ふうぶつし)」という言葉をご存知でしょうか。
花火のことを夏の風物詩と言ったことのある方も多いと思います。
この記事では、「風物詩」の意味を解説させていただきます。
風物詩の意味とは
「風物詩(ふうぶつし)とは、「季節特有の文化や味覚、生き物など」のことを言います。その季節をより印象的に特徴づけることができる物事のことです。
風物詩の範囲は非常に広く、日本の季節を現代人の心に訴えるもの全般を表します。その為、非常に小さく限られた田舎の祭りなどであっても、その季節を象徴するものであれば風物詩と呼ぶことができます。
ニュースなどでも、天気や季節の変わり目を伝える際に花の名前などをその季節の風物詩として挙げることが多いです。
例えば、花火は夏の風物詩の代表とも言えます。夏をより強く特徴づける為の文化の一つなので、風物詩として挙げられます。他にも、アサガオやヒマワリ、海開きや夏祭りなども夏の風物詩に数えられます。
このように、その季節の代表的なもの、「その季節と言えば」といったものの総称が風物詩です。
風物詩を使った文章・例文
ここで、「風物詩(ふうぶつし)」を使った例文をご紹介します。
1.春の風物詩と言えばサクラや菜の花が挙げられる、どれも春に美しく咲く花のことだ。
2.風物詩という文化も、四季がある日本ならではの楽しみだと思う。
3.この辺りの祭りは夏の風物詩だったが、最近は騒音の問題などから無くなってしまった。
4.夏の風物詩と言えば花火だが、混雑する会場は好きではない。