「往年」とは?意味や使い方を解説!

「往年」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「往年」について解説します。

目次

  1. 往年
  2. 往年の意味とは
  3. 往年の使い方・例文

往年

皆さんは、「往年(おうねん)」という言葉をどういう場面で使っていますか。

「往年の大スター」「往年の名作」などのような使い方をすることを思い浮かべる方がほとんどでしょう。
具体的には、どういう意味の言葉だかお分かりでしょうか?

今回は「往年」という言葉について詳しく解説します。

往年の意味とは

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往年とは「過ぎ去った年。昔。」という意味です。

読み方は「おうねん」です。昭和以前の古い文献では、「むかし」というルビがふられていることがあります。
具体的な年数は決まっていませんが、少なくとも数十年以上は前のことを指すことがほとんどです。

数十~百年以上前に活躍した俳優や映画監督、スポーツ選手などの大きな脚光を浴びた人物を語る際に使われることが多いです。

その人物が故人かどうかということは関係がありません。
必ずしも過去の人である必要もなく、現役でその世界に身を置いている人であっても「往年の○○」と呼ぶことはできますが、最盛期のころと比べると落ち着いた状態である場合が多いです。

また、そういった人物を活躍当時に応援していた人たちを「往年のファン」といいますが、「往年」という言葉の性質上、継続性がある必要はありません。
当時はファンだったけれども、現在は離れているという人でも「往年のファン」と呼んで差し支えないのです。

往年の使い方・例文

  1. 久しぶりに、往年の大女優である彼女のことをテレビで見た。
  2. 往年の野球界には、少年を虜にさせるような夢が詰まっていた。

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