一段落
「一段落」という言葉について解説します。
みなさんはこの「一段落」をどう読むでしょうか。いちだんらく、ひとだんらくと、もしかすると人によってそれぞれ違う読み方をするかもしれません。
実は、このどちらかが誤りとなっています。
ここでは、どちらが正しい読みなのか、実生活ではどう使うのかなども含めて意味や使い方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧になって、みなさんも整理してきちんと把握してみてください。

一段落の意味とは
一段落の読み方はいちだんらくが正解となっており、ひとだんらくは誤った読み方とされています。
意味は「文章中の一つのまとまり」「物事の間につけられた区切り、また物事にキリがつくこと」となります。
意味はそのまま分かりやすいと思いますが、さて、いちだんらくが正解でひとだんらくが間違いと言われて戸惑う方は多いと思います。
日常生活では「ひとだんらくついたね」などと使っているのではないでしょうか。
実は、辞書によっては「読み方としては誤りだが、口語としては使われることが多い」と注釈がついているものもあります。
ということで、正しくはないけどそういう風に使われているのが「ひとだんらく」という読み方となっています。
一段落つくとある場合、いちだんらくつくと言うと違和感があるかもしれませんが、ひとだんらくつくと言うと違和感がないのではないでしょうか。
言葉は生き物なので、この辺のあいまいさが面白いところですが、一応この正誤は覚えておいてください。
口語として使われるということなので「ひと段落」と書くのは、これは確実に間違いとなりそうです。どうしてもひらがなで書くならひと段落ではなく「いち段落」と書きましょう。
一段落の使い方・例文
- この書類が片付いたらようやく仕事に一段落つく。