コンポート
「コンポート」という言葉をご存知でしょうか。
物流業界で使われていそうな語感ですが、実際にはある食べ物の保存方法を指す言葉で、日本でも馴染み深い「ジャム」と似た食べ物として親しまれています。
ここではそんな「コンポート」について詳しくご紹介していきます。
コンポートの意味とは
コンポートとは、「水や砂糖水に付けて果物を保存する方法」のことを指します。
「compote」はフランス語で砂糖漬けの果物という意味で、果物を長期間保存する方法と、甘味が足りない状態の果物などを甘い味付けにする際などに行われます。砂糖煮の他にも野菜や鶏肉をワインで漬けたものもコンポートに含まれます。
似た作り方がされるジャムと違い、より果物そのものの食感が味わえるようになっており、そのまま食べるだけでなく、ヨーグルトやケーキに添えて食されています。
また、高脚がついた果物を盛り付けるお皿などもコンポートと呼ばれます。
ロシアにも果物をシロップで煮たものを冷やしたデザート用飲料があり、カンポットと呼ばれています。

コンポートを使った文章・例文
- コンポートをパンに塗るのはありかなしかという議論をしているが、好きに食べれば良いじゃないかと思った。
- 自分がいつも食べている砂糖煮のものではなく、ワインに煮込んだタイプのコンポートが出て来て驚かされた。
- 女友達と一緒に、気になっている女子の家にお邪魔した時、出てきた食器類の多くがコンポートだったから柄物が好きだとにらんでプレゼントしたが、母親の趣味だったようで微妙な反応だった。