謝肉祭
「謝肉祭」という言葉をご存知でしょうか。
西洋の文化について詳しい方であればお馴染みの言葉かもしれませんが、日本ではほとんどの地域では行われないため、どういったことが行われるのか知らないという方がほとんどなのではないでしょうか。
ここではそんな「謝肉祭」について詳しくご紹介していきます。
謝肉祭の意味とは
謝肉祭とは、カトリック教で行われる「四旬節で肉を断つため、その前に盛大に開かれるお祭り」のことを指します。
カーニバルとも呼ばれ、復活祭の40日前から四旬節という断食の期間に入る前の一週間から3日間ほどでにぎやかにお祝いをするお祭りです。
肉料理がたくさん振る舞われたり、仮装したパレードがあったりと、地域によって様々なカーニバルが行われています。そのことから、宗教的な背景がないお祭りのこともカーニバルと呼ばれるようになりました。
復活祭とは、キリストが死後3日目で復活したことを記憶するためのキリスト教の重要なお祭りで、日付が移動する祝日のため毎年決まった日付に行われているわけではなく、それによってカーニバルの日付も毎年変動していますが、主に2月末から3月の初週あたりで行われています。

謝肉祭を使った文章・例文
- 春休みを使ってアメリカに旅行に行った際、ちょうど謝肉祭が開かれていたようで、仮装した人の行列ができていたのが印象的だった。
- 謝肉祭というぐらいだから肉を全く食べないのかと思ったら真逆で驚かされたが、よくよく考えてみれば、キリスト教の人達は食べる前に感謝しているなと思い至った。